子供の頃、あなたはどんな職業になりたかったですか?
「サッカー選手?」「キャビンアテンダント?」
世代によって傾向があるようです。
年齢をごまかしている方はこんな質問にはご注意ください。
ソニー生命保険株式会社が今年、中学生を対象に「将来についての意識調査」をしました。
男子中学生の第1位は「ITエンジニア・プログラマー」
第2位は「ゲームクリエーター」
第3位は「YouTuberなどの動画投稿者」
女子中学生の第1位は「歌手・俳優・声優などの芸能人」
第2位は「漫画家・イラストレーター・アニメーター」
第3位は「医師」
今を象徴するような結果です。
昔の人は簡単になれない職業に憧れを抱いていました。
でも、今の若者たちは、少し現実的なようです。
秋元康さんは「夢は、思い切り伸ばした指の1ミリ先にある」と言いました。
若者たちの気持ちに沿った言葉を投げるのはさすがですね。
夢をちょっぴり実現(?)しましょう。
子供の頃になりたかった職業を訊かれて、「宇宙飛行士」と答えた方。
はい、そのお答えを待っていました。
では、一度宇宙飛行士になってみましょう。
現実では、JAXAが実施する「宇宙飛行士候補生選抜試験」を受験するのですが、今回は、そんなところはすっ飛ばして行きましょう。
まず、スマホをご用意ください。「COCOAR」というアプリをダウンロードします。
[ダウンロードはこちらから]
アプリをダウンロードしたくない?めんどくさいって?
でも宇宙飛行士ですよ。
そうそう、ダウンロードしましょう。
ダウンロードが済めば、「COCOAR」アプリをタッチして起動しましょう。
初めは、使い方とかが出てきますが、スワイプして(横に滑らせて)いくとスキャン画面になります。
その画面の中に入るように、下の画像をかざしてみてください。
[マーカー画像]
宇宙飛行士の画像が出てきましたか?
顔出しパネルの要領で写真も撮れます。
観光地に行くと顔の部分がくりぬいておいてあるパネルのあの要領です。
観光地だと人目がありますから、恥ずかしかったりしますけど、今回なら大丈夫です。
カメラを自撮り側にして、手をいっぱいに伸ばして撮りましょう。
近くにいる人に撮影を頼まれてもいいです。
ノリで遊んで頂けるととても嬉しい限りです。
夢をリアルに見るための技術が「AR」なのだ
今回ご紹介するのは「AR」という技術。
最近では、「Pokémon GO(ポケモンゴー)」が世界的な規模でヒットし、「AR」は一気に認知されました。
なんだ、あれかと思われたでしょうか?
サーバーに接続させるだけの技術だなんて思われていませんか?
「AR」をインターネットで調べると、「Augmented Reality」(拡張現実)、目の前にある現実の世界を仮想的に(実際には無いものを仮に)拡張する技術。
どのサイトも同様に素っ気なくて、この上ないクールな説明です。
これがそもそもわかりづらくて、勘違いされる要因なのだと思います。
もっと思いやりを込めて、温かい表現をするならば、「夢をリアルに見るための技術」なのです。
だって、接続機能だけなら、あの白黒パズルみたいなQRコードでいいじゃないってことです。
「AR」はお客様に楽しみを提供することができます。
お客様が企業や商品と楽しく出会える機会になります。お客様に楽しんでもらえると企業ブランド、商品ブランドの向上となります。
「AR」お客様の事例
株式会社フェリシモ(大手通販会社)様は「AR」をとても上手に利用されています。
「フェリシモ ハッピー トイズ プロジェクト」という社会文化活動が毎年開催されています。
今年で開催が20周年目となるプロジェクトです。世界の子どもたちへ手作りのぬいぐるみを贈るという趣旨の下、フェリシモに届けられたぬいぐるみ達をクリスマス期間中に各地で展示し、お披露目します。
[フェリシモ本社ビル ハッピートイズの展示の様子]
その展示場所で設置された「絵はがき」を「COCOAR」アプリでスキャンするとぬいぐるみと一緒に写真が撮れるという趣向です。素敵ですね。
下の絵はがきを「COCOAR」アプリでかざしてみてください。
可愛いいぬいぐるみ達が登場します。
[マーカー画像]
お正月バージョンも選べますので、年賀状代りに画像をメールで送信して年始のご挨拶をすることもできます。
「COCOAR」について
「COCOAR」は企業が「AR」をリーズナブルに導入できるように、必要な最低限の機能に限定したシステムです。スターティアラボ株式会社(東京都新宿区)が企画・開発をしました。
機能は、画像(jpg、png)、透過画像(png)、Gifアニメ画像(gif)、動画(mp4)、音楽(mp3)、テキストです。また、コンテンツからサイトへ移動することも可能です。
透過画像(png)を利用すれば、今回のような顔出しパネルが作成できます。
アプリをダウンロードされた方に対し、プッシュ通信で情報を送ることができます。
大学などはオープンキャンパスで配布したパンフレットに「AR」マーカーを設置し、先輩の声を動画で観れるようにされています。パンフレットを持って帰ると、親御様が同様に動画を見て、ご安心頂くという仕組みに利用されています。
今回は、「企業ブランディングにARを利用する」をご紹介いたしました。
「AR」の導入をご検討されているお客様は、ぜひ当社へご連絡下さい。
益田 直幸
株式会社コーユービジネス 総務部
「夢」という漢字の部首は?と聞かれて、
「くさかんむり」って答えたら、「boo!」。
部首は下部の「タ(ゆうべ)」だそうです。上の部分は「羊の角と目」だとか。
合わされば、「黄昏時にたたずむ羊」みたいな。
なんだか、朦朧(もうろう)としておぼろげで非現実的な光景。
きっと、「夢」も「幻」も「うたかた」も、とても似た言葉なのでしょうね。
だから、若者たちよ、
夢は現実的ではいけないと思います。