お役立ち情報 #61「働き方改革には、RPA」をわかりやすく解説

「働き方改革には、RPA」をわかりやすく解説

RPAとは

RPAとは、「ロボティック・プロセス・オートメーション/Robotic Process Automation」の略。
事務労働の単純業務を自動化するシステムです。

姿の見えないシステムというのが気になります。

だって日本人にとって、ロボットは鉄腕アトムだし、人間の姿に似ていて、人間のピンチを助けてくれるものなのです。
まあ、ロボティックなので、「ロボットのように」と解釈すれば、「アトム」に登場してもらうまでもないのですけど。

今、日本の企業は人材不足に悩まされて、「働き方改革」を進めるためにも、業務の効率化を図らねばならないというピンチに陥っています。そんな時こそ「アトムみたいに」助けてくれる存在が必要です。

RPAのイメージ

IT化が進んだ今、事務のオペレーションのほとんどはパソコンの中で行われています。
事務職担当の方はパソコンの中で、専門の業務に特化した様々なアプリケーションを使用して、アプリケーション間を移動しながら作業を行なっています。

従来の事務と同じアプリケーションを使用し、パターン化された作業を自動化して、人の代わりに業務を行う仕組みがRPAです。
内容次第では、80%の業務が削減できるそうです。

2017年の調査によると、国内では14.1%の企業が導入済み、6.3%が導入中、19.1%が導入を検討中でした。市場規模は2017年度が31億円、2021年度には100億円規模になると予測されています。

RPAの特長

導入のしやすさ
プログラミングのスキルが不要です。基幹システムなどの既存システムを変更しなくても業務を自動化できます。
正確な作業
登録させた業務は、人のように何度も訓練しなくても、正確に行います。
安定した処理
人のように疲れたりしないので、処理速度が落ちなくて安定した処理が可能です。
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RPAの導入効果

コスト削減
業務の効率が向上しますので、コスト削減ができます。BPO業者にアウトソーシングしていた業務を内製化できます。
生産性の向上
24時間でも休日なしでも作業をすることができます。そのために生産性が向上します。
品質の向上
人間のようにうっかりした入力ミスや転記ミスなどヒューマンエラーが起きませんので、品質が向上します。
BPOの実現
これまでの担当者は人がやるべき、分析・判断を要する仕事やクリエイティブな業務に専念することができます。
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RPAで代行できる業務の一例

RPAで次のようなことが自動化されています

経理・財務
・請求、支払データ入力
・固定資産台帳管理
・振替伝票処理
総務
・セキュリティカード設定
・資料等支払い処理
・決裁情報の集計・分析
人事
・残業日報
・人事情報修正
・年末調整
・営業事務
・申込書入力
・経費申請
・物販見積り
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IT導入補助金の利用

5月の募集開始が見込まれます。

(1)対象事業者

中小企業、小規模事業者(飲食、宿泊、小売・卸、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)

(2)補助上限額

補助上限額/450万円

補助下限額/40万円

昨年、平成30年実施のIT導入補助金に比べ、補助金額が大幅に引上げられましたが、予算枠が大幅に削減されているため、採択予定数は大きく減少しています。

ご注意が必要です。

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当社のRPA開発支援サービス

当社は、RPA導入のお手伝いをさせて頂いています。 当社ではカスタマイズも行いますので、標準的に半年程度の工期が必要です。

(1)環境構築
機器が必要な時は機器構成の提案から構築までを行います。
(2)対象業務の洗い出し
RPAで代行できる業務を選定。業務の見直し、標準化を行います。
(3)開発
サンプルシナリオを開発し、お客様に確認していただき、効果測定をしながら、変更対応を行います。
(4)トライアル
RPAが正しく稼働するかどうかをテストします。問題の洗い出しを行います。
(5)全社運用
サポートさせていただきながら、お客様で実行します。
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今回は、「働き方改革には、RPA」をわかりやすく解説いたしました。

お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

澤田 純弥

株式会社コーユービジネス 関西営業部

電車に乗ると、自動的に眠くなってきます。
うららかな春の陽を浴びると、自動的に眠くなってきます。
会議が少し長くなると、自動的に眠くなってきます。

自動化は進んでいると思います。

It’s automatic !

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