来年(2017年)の1月から、税務署に提出する「給与所得の源泉徴収票」にマイナンバーの記載が必要となります。(社員に渡す源泉徴収票には記載不要です)
HR総研の調査によると、マイナンバーの回収手段は「紙ベース」が61%、アウトソースが19%、クラウドサービスが16%、自社内システムが13%でした。 紙ベースで回収されている企業が多く、そのまま紙ベースで「源泉徴収票」を処理しようと考えられている企業も多いでしょう。
情報漏洩で最も多い媒体が「紙媒体」。プリント後の放置、他分書への混入、紛失、コピー時の原本忘れなど、ちょっとした事が漏洩の原因となります。 「紙媒体」は最も慎重に取り扱うべき媒体だと言えます。
そこで、必要となるのが、「保管するための金庫」と「廃棄するためのシュレッダー」です。
業務用金庫
業務用金庫は大きく分けると「防盗金庫」と「耐火金庫」があります。 マイナンバーのような重要な書類を保管する場合には「防盗金庫」が適しています。
日本セーフ・ファニチュア協同組合連合が金庫としての性能を等級化しています。ドリル・ハンマー・ガスバーナーによる破壊行為にどれだけの時間耐えられるかという等級です。
試験の種類 | 等級 | 試験時間 |
---|---|---|
耐溶断・耐工具 試験 | TRTL-15 | 15分 |
TRTL-30 | 30分 | |
TRTL-60 | 60分 | |
耐工具 試験 「TS-15」はJIS S 1037で耐火金庫に適用する耐破壊性能。バールを中心にした破壊テスト | TS-15 | 15分 |
TL-15 | 15分 | |
TL-30 | 30分 | |
TL-60 | 60分 |
- リロッキング機能付き
- 耐火性能:一般紙用・2時間標準加熱試験合格
- 防盗性能:TL-30
- 製品寸法:W630×D706×H1440 mm
- 製品質量:360000 g
- リロッキング機能付き
- 耐火性能:一般紙用・2時間標準加熱試験合格
- 防盗性能:TL-30
- 製品寸法:W680×D706×H1080 mm
- 製品質量:450000 g
- リロッキング機能付き
- 耐火性能:一般紙用・2時間標準加熱試験合格
- 防盗性能:TL-30
- 製品寸法:W730×D706×H1440 mm
- 製品質量:600000 g
シュレッダー
マイナンバーのガイドラインで、『復元できないように廃棄・削除すること』と定められています。
株式会社コーユービジネスは、情報の復元性が低い、世界最小レベルの細断方式「マイクロカット」をお薦めします。(ドイツ規格協会が制定するDIN規格の最高水準がセキュリティレベル7の極小細断です)
- セキュリティレベル:7
- 細断方式:マイクロカット
- 製品サイズ: W500×D500×H850mm
- 細断寸法:0.7×3.5mm
- セキュリティレベル:7
- 細断方式:マイクロカット
- 製品サイズ: W500×D500×H850mm
- 細断寸法:1×5mm
- セキュリティレベル:7
- 細断方式:マイクロカット
- 製品サイズ: W500×D500×H850mm
- 細断寸法:1×9.6mm
また、金庫とシュレッダーは株式会社コーユービジネスでもお取り扱いが可能です。
当社のお値引き販売価格につきましては、見積りをご依頼ください。
森脇 裕之
株式会社コーユービジネス 本社営業部
年末の「源泉徴収票」に、日本中の企業が不安になりながら対応します。みんながこれだけ頑張るのですから、所得隠しや税金逃れをするような、ずるい人たちはちゃんと税金を払って欲しいです。真面目な人が報われる公平な世の中になればいいですね。
(註)リロッキング装置:窃盗者はボルトバーをハンマーなどで金庫外側から内側に押し込むことで、錠箱自体の位置を動かして解錠します。
その対応策として、錠箱が内側に10mmでも移動すると、錠箱のツメにスプリングの力で乗っているリロッキング装置が、下に落ちボルトバーの動きを止めます。