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より「安価」で「安全」に明細書を封書で郵送する方法

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明細書を封書で郵送するなら、ドライシール封筒加工

封筒代や封入作業を抑え、宛名違いのリスクも減らせます

給与明細書、請求明細書、カードご利用明細書、通話料明細書など、個人情報を含む通知物は、内容が見えない状態で安全に郵送する必要があります。

こうした明細書の発送方法の一つに、「ドライシール封筒加工」があります。ドライシール封筒加工は、明細欄と宛名欄を同じ用紙に配置し、印字後に折り加工と圧着加工を行うことで、封筒の形に仕上げる方法です。

通常の封書発送では、用紙への印字、封筒の準備、封入、封緘、宛名との照合など複数の工程が発生します。ドライシール封筒加工を活用すると、封筒を別途用意せずに済み、封入作業も不要になるため、発送業務の効率化やコスト削減につながります。

郵便料金や郵便物の区分は、サイズ・重量・仕様・差出条件によって異なります。実際に発送する際は、最新の日本郵便の料金・規格を確認したうえで設計することが重要です。

ドライシール封筒加工とは

明細書と宛名面を一体化し、圧着して封筒形状に仕上げる加工です

ドライシール封筒加工では、明細書部分と封筒の宛名面を同じ紙面上に配置します。明細データと宛名データを同時にプリントできるため、封入時に別人の明細書を入れてしまうといった宛名違いのリスクを抑えやすくなります。

用紙の周囲には、折ったときに重なり合う位置へ感圧糊を配置します。感圧糊は、糊同士を重ね合わせて強い圧力をかけることで接着する糊です。ドライシールという名前のとおり、印字前の状態では糊部分が乾いているため、プリンタ内部を汚しにくい点も特長です。

ドライシール封筒加工前の明細書見本
明細欄と宛名欄を同一紙面に配置した加工前の見本です。
POINT 01

封筒が不要

用紙そのものを折り加工・圧着加工して封筒形状にするため、別途封筒を用意する必要がありません。

POINT 02

封入作業を削減

明細書を封筒に入れる工程が不要になるため、封入作業の時間や人的ミスの削減につながります。

POINT 03

宛名違いを防ぎやすい

明細データと宛名データを同じ紙面に印字することで、封入物と宛名の組み合わせミスを防ぎやすくなります。

ドライシール封筒加工は、明細書や通知物など、個別情報を含む帳票を大量に郵送する業務と相性のよい加工方法です。

ドライシール封筒加工の流れ

ドライシール封筒加工では、専用台紙の設計・印字・折り・圧着・検査・郵便差出までを、仕様に合わせて進めます。

STEP 01 専用台紙を設計・製造する

明細欄、宛名欄、折り位置、感圧糊の塗布位置を設計し、ドライシール封筒加工に適した台紙を製造します。

STEP 02 宛名と明細をプリントする

宛名データと明細データを同じ紙面に印字します。封入作業を行わないため、宛名と明細の組み合わせを保ちやすくなります。

STEP 03 Z型に折り加工する

圧着加工機でZ型に折り、宛名面が外側に出るように封筒の形状へ仕上げます。

STEP 04 圧力をかけて接着する

圧着加工機内で強い圧力をかけ、感圧糊同士を接着させます。圧着状態が弱いと配送中にはがれる可能性があるため、加工条件の管理が重要です。

STEP 05 スリット・検査・郵便差出を行う

必要に応じてマージナル部分をスリットし、剥離検査や仕上がり確認を行います。問題がなければ、ご指定の郵便局へ搬入し、郵送手続きを行います。

折り加工と圧着加工を行った完成見本です
ドライシール封筒加工後の完成見本

費用の比較

封筒代・封入作業を削減できる点が大きなメリットです

通常の封書発送では、用紙、封筒、印字、封入、封緘、検査、郵便差出といった複数の工程が発生します。ドライシール封筒加工では、専用台紙の費用や加工費用は発生しますが、封筒代や封入作業を削減しやすくなります。

通常の封書発送とドライシール封筒加工の比較 費用項目の考え方
項目 通常の封書発送 ドライシール封筒加工
用紙代 明細書用紙が必要 専用台紙が必要
封筒代 封筒が必要 原則として不要
プリント代 明細・宛名の印字が必要 明細・宛名を同一紙面に印字
封入作業 明細書を封筒に入れる作業が必要 封入作業を削減可能
加工費用 封緘作業や機械封入費が発生する場合あり 折り・圧着加工費が発生
郵便料金 サイズ・重量・郵便種別により決定 サイズ・重量・郵便種別により決定
管理面 封入物と宛名の照合が必要 宛名と明細の組み合わせミスを抑えやすい

※少量の場合や特殊仕様の場合は、専用台紙・加工費・デリバリー費用等により、通常の封書発送より割高になることがあります。件数・仕様・納期に応じた見積もりが必要です。

郵便料金は、加工方法だけで決まるものではありません。完成後のサイズ、重量、厚さ、差出通数、差出方法、割引条件によって変わります。

お客様が社内でプリントしたい場合

A4サイズの専用台紙を使えば、社内プリント後に加工する運用も可能です

ドライシールの台紙をA4サイズに仕上げることで、お客様側で明細データをプリントし、その後に折り加工・圧着加工を行う運用も可能です。

社内でプリントする場合は、印字位置のズレ、プリンタの対応可否、熱による感圧糊への影響、用紙の保管状態などを事前に確認する必要があります。特に、ヒートロール方式など高い熱をかけるプリンタは、接着力に影響する可能性があるため注意が必要です。

A4サイズのドライシール台紙見本
A4サイズの専用台紙を用いたプリント範囲のイメージです。

社内プリントを行う場合も、最終的な封筒形状・圧着強度・郵便規格に適合するかを、事前にテストしておくことが重要です。

ドライシール加工の注意点

感圧糊の特性と郵便規格を理解したうえで設計が必要です

ドライシール加工は、保管環境や加工条件によって接着状態に影響が出る場合があります。安全に郵送するためには、用紙設計、印字、圧着、検査、保管、差出条件まで含めて管理することが必要です。

保管場所
屋内で、湿度変化や直射日光の影響を受けにくい場所で保管します。感圧糊は外気、紫外線、湿度の影響を受ける場合があります。
プリンタ適性
高温の熱をかけるプリンタでは、感圧糊の接着力に影響が出る可能性があります。使用前にプリンタ適性を確認してください。
使用期限
感圧糊付き台紙は、長期保管により接着力が変化する場合があります。使用期限や保管条件を確認し、必要数量に合わせて手配することが大切です。
剥離検査
圧着後は、接着状態や剥離状態を確認します。配送中にはがれない強度が確保できているか、事前のテストが必要です。
郵便物の区分
はがきサイズで作成しても、必ずはがき料金になるとは限りません。通常はがきの規格を超えるものは第一種郵便物として扱われます。
個人情報の保護
明細書には個人情報が含まれるため、印字データの管理、検査体制、作業記録、廃棄方法まで含めて運用を整える必要があります。

郵便料金・郵便物区分で確認したいこと

「サイズ」「重量」「形状」「差出条件」で料金が変わります

ドライシール封筒加工では、完成物がどの郵便物区分に該当するかを確認することが重要です。通常はがき、定形郵便物、定形外郵便物、大口割引の適用可否などにより、郵便料金や差出条件が変わります。

郵便区分確認の目安 (2026年5月時点)
区分 主な条件・料金 確認ポイント
通常はがき 全国一律85円
重量2g〜6g
所定の規格内であることが必要です。規格を超える場合は第一種郵便物扱いになります。
定形郵便物 50g以内110円 長さ14〜23.5cm、幅9〜12cm、厚さ1cm以内などの条件があります。
大口・法人向け割引 条件により割引適用の可能性あり 同時差出通数、区分、バーコード、差出方法などの条件確認が必要です。

※郵便料金や割引制度は変更される場合があります。実際の発送前には、日本郵便の最新情報をご確認ください。

ドライシール封筒加工は、周囲を圧着して内容を見えにくくする封書型の通知物として設計するケースが多いため、「はがきサイズにすれば、はがき料金で送れる」とは限りません。郵便物の区分は、完成物の仕様をもとに確認してください。

郵便経費の見直しに役立つ資料

郵便経費削減マニュアルをダウンロードできます

通知物や明細書の発送では、印刷費、封筒代、封入作業費、郵便料金、検査費用など、複数のコストが発生します。郵便経費を見直したい方は、資料もあわせてご活用ください。

郵便経費削減マニュアルを見る
郵便経費削減マニュアルのサムネイル

ドライシール封筒加工についてご相談ください

明細書発送 通知物発送 封入作業削減 郵便コスト見直し

台紙設計からプリント、圧着加工、郵便差出まで対応します

当社では、給与明細書、請求明細書、各種通知物など、個人情報を含む帳票の発送業務をサポートしています。ドライシール封筒加工を活用することで、封筒代や封入作業を抑えながら、宛名違いのリスク軽減にもつなげられます。

件数、用紙サイズ、明細レイアウト、郵便区分、納期、検査方法などに応じて、最適な加工・発送方法をご提案します。

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ドライシール封筒加工をご検討の方へ

明細書や通知物の発送コスト削減、封入作業の効率化、郵便物仕様の見直しなど、用途や通数に応じてご提案いたします。

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AUTHOR 大庭 克俊 (株)コーユービジネス

ドライシール封筒加工は、封筒を使わずに封書形状へ仕上げることで、明細書発送の手間やコストを見直せる方法です。

ただし、用紙設計や圧着強度、郵便物の区分を誤ると、想定した料金や品質で発送できない場合があります。事前の設計確認とテストが重要です。

「ドライ」な加工方法であっても、当社はいつも前向きに「トライ」する姿勢で、お客様の発送業務をサポートいたします。